事例記事
閉館後の商業施設を有効活用!怪談やMCバトルなどユニークな興行イベントを開催
株式会社セブン&アイ・クリエイトリンク セブン&アイグループの総合ディベロッパー会社として「商業施設開発」「テナントリーシング」「商業施設運営管理」の3つの事業を柱に、セブン&アイグループの資源を活用し、地域に根差した商業施設の開発・運営に取り組んでいます。現在、全国に20店舗を超えるショッピングセンターを運営しています。 コーポレートサイト: https://www.createlink.jp/ |
背景 | 新型コロナウイルスの影響により、商業施設の集客が一時的に深刻な落ち込みを見せたことで、制限の緩和後、イベント開催においては集客よりも収益性を重視するケースが増加しました。 こうした状況の中、株式会社セブン&アイ・クリエイトリンク様よりご相談をいただき、閉館後の商業施設(アリオ倉敷・セブンパーク天美)を活用した興行イベントの企画・運営をアズアリンクが担当いたしました。 また、当社の提案により、「ARTS for the future」や「J-LODlive」などの助成金制度も活用。感染対策(ソーシャルディスタンスなど)にも十分配慮しながら、安心・安全なイベント運営を実現しました。 |
成果 | ・CASE1 アリオ倉敷での怪談イベント 閉館後のアリオ倉敷で、怪談をテーマとした興行イベントを企画・運営。施設の雰囲気を活かした独自演出により、多くの来場者から好評を得ました。 ・CASE2 セブンパーク天美でのMCバトルイベント 閉館後のAMAMI STADIUM(セブンパーク天美内)にて、MCバトルのイベントを開催。若年層を中心に話題を呼び、新たな顧客層へのアプローチに成功しました。 |
case1.好評につき第2弾、第3弾も開催!怪談イベント「MALL DE KOWABANA」
イベント名:MALL DE KOWABANA 2021 イベント実施日:2021年12月23(木)21:30- 開催場所:アリオ倉敷 対応範囲:イベント企画・運営・制作・キャスティング・ビジュアルデザイン・動画制作・ノベルティの制作など |
閉館後の商業施設アリオ倉敷を会場として、怪談をテーマにした興行イベント「MALL DE KOWABANA」を企画・運営しました。
当日は、手相占い芸人の島田秀平氏と怪談家ぁみ氏をキャスティングし、トークライブを実施。さらにライブ配信と見逃し配信(3日間)も行い、来場が難しい方にも楽しんでいただける形式を取りました。
このイベントは閉館後の施設を活用するため、お客様の誘導やトイレ利用の対応など、通常の開館中イベントとは異なる確認事項や事前準備が必要でした。加えて、コロナ禍という特殊な状況下での開催となったため、感染対策の徹底も求められました。これらを踏まえ、当社のこれまでの運営ノウハウを活かし、安心・安全なイベントを実現しました。
また、本イベントでは、文化庁が実施する「ARTS for the future(コロナ禍を乗り越えるための文化芸術活動の充実支援事業)」の助成金を申請し、採択を受けています。助成金の申請から報告業務まで一貫して対応しました。
事前の集客施策としては、SNS広告やアリオ倉敷の公式サイト・館内掲示のほか、地元のお土産店にポスターを掲示するなど、地域に根差したプロモーションも展開しました。
怪談イベントの肝は「演出」!臨場感ある体験を提供
怪談イベントが成功するための一番のポイントは、「恐怖と没入感」をお客様に味わっていただくための演出です!
今回は、演者の背後に流す映像やBGMの事前制作、音響・照明・会場設営などを含む全体演出を一括で対応。短期間での準備となりましたが、コロナの状況を注視しながら迅速に対応しました。
当社は、企画・制作・運営・デザイン・動画・キャスティングまでワンストップで対応可能な体制があり、短納期でも高クオリティを維持できるのが強みです。加えて、イベント当日にはオリジナルノベルティも配布し、来場者の満足度向上にもつなげました。
イベントは大変ご好評いただき、第2弾・第3弾と継続開催しています。
特に第3弾では、演出面をさらに強化し、当社グループ会社「Dプロモーション」に所属する俳優が突如登場する仕掛けを加え、驚きと話題性のある演出を実現しました。

case2.商業施設でMCバトル!? 閉館後の施設を活用した新たなブランディング施策
イベント名:AMAMI LIVE SHOW MC BATTLE イベント実施日:2022年11月4日(金)21:30- 開催場所:セブンパーク天美 AMAMI STADIUM 対応範囲:イベント企画・運営・制作・キャスティング・ビジュアルデザイン・ノベルティ制作など |
セブンパーク天美内の「AMAMI STADIUM」は、ライブハウス並みの映像・音響・照明設備を備えた多目的スペースです。お客様から施設活用についてご相談いただいた際、人気ラッパー呂布カルマ氏をはじめとする8名の出演によるMCバトルイベントをご提案しました。
本イベントでは、閉館後の商業施設という特性を活かし、昼間のファミリー層向け施設とは異なる「エンターテインメント空間」への変貌を演出。施設の活用の幅を地域住民に伝えるとともに、施設ブランドの強化にも貢献しました。
また、パートナー企業である株式会社戦極MCとの連携により、出演者のキャスティング、事前告知、配信対応までをスムーズに実施。初の商業施設でのMCバトル開催にあたり、施設側との事前調整や安全管理も丁寧に行いました。
※MCバトル:ラッパー同士が即興でラップを繰り広げ、言葉の巧みさ・表現力・ユーモア・ディス(批評)などを競い合うパフォーマンス形式
収益化への取り組みと補助金活用
今回のイベントでは、施設活用とブランディングに加え、収益化をもう一つの大きな目的として位置付けていました。
そのため、イベントは有料観覧制で実施。チケット販売に加え、MCバトルのほかにも出演者とのトークショーや、呂布カルマ氏に直接質問できるコーナーを設けるなど、来場者の満足度を高める工夫を施しました。
また、特定非営利活動法人 映像産業振興機構による補助事業「J-LODlive(コンテンツグローバル需要創出促進・基盤強化事業費補助金)」の申請を行い、採択に必要な条件を細かく確認しながらイベントを構築しています。
制作物・演出面の工夫
当社では、当日の会場に設置された約520インチの大型LEDビジョンに投影する映像をはじめ、ポスターや告知動画、オリジナルタオルなどの制作物も一貫して対応。視覚的な訴求力と記念性を高める工夫により、イベントの総合的な完成度を高めました。
また、ライブ配信では、ファンがSNS上で実況を行うなど、オンライン上での盛り上がりも確認でき、閉館後MCバトルイベントは多くの反響を集めました。

\ イベント内容を自由にカスタマイズ/
お客様のご要望に応じて、イベント内容を柔軟に調整いたします。予算、会場、目的などに合わせて最適なプランをご提案可能です。
具体的な内容が未定の場合でも、当社から企画案をご提案いたしますので、お気軽にご相談ください!